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低層住宅の労働災害発生状況報告書
  • 平成20年 低層住宅の労働災害発生状況報告書
  • 社団法人住宅生産団体連合会(会長:樋口 武男 大和ハウス工業株式会社 代表取締役会長)の工事CS・労務安全管理分科会(主査:野上 佳一 大和ハウス工業株式会社 渉外部 部長)では、平成5年より低層住宅建築工事における労働災害状況を集計分析しておりますが、このほど平成20年分(平成20年1月1日から12月31日)の集計がまとまりましたので公表致します。
  • [主な調査概要]
  • 1. 調査対象は住団連構成団体のうちプレハブ建築協会など6団体の会員企業。低層住宅建築工事における現場労働災害の状況を調査した。平成20年は882社から回答を得た。
    この882社の年間完工棟数は、174,469棟(新築)、232,307棟(増改築・リフォーム)である。
  • 2. 労働災害件数(休業4日以上の災害で、一人親方、事業主災害等を含む)は549件であった。
    (平成18年は606件、平成19年は562件) また、完工棟数千棟当たりの労働災害発生率は、 3.2件であった。(平成18年3.6件、平成19年3.4件、)
  • 3. 企業規模(完工棟数)別の完工棟数千棟当たりの労働災害発生率では、年間完工棟数が499棟以下の規模の企業において、前年に比して増加した。企業規模による安全取組みに格差が広がらないように注意する必要がある。
  • 4. 作業分類別の労働災害発生状況では、建方及び内部造作工事中の災害発生率合計が、前年より8.6%上昇し全体の5割近くを占める。特に建方作業は重大災害につながりやすいため、作業環境の改善はもちろん、高齢者に高所作業をさせないなどの配慮や、作業開始前の安全ミーティングを徹底するなどとともに職種別作業者教育を行なうなどの具体的対策が必要である。
  • 5. 原因・型別労働災害発生状況では、墜転落災害の比率がもっとも多く49.4%(内訳は多い順に足場28%、脚立16%、開口部13%、屋根11%、はしご11%、梁8%・・・と続く)と全体のほぼ半分を占める。
    2番目に多い工具災害22.6%とともに、リスクアセスメントの導入による抜本的対策の立案とその徹底が必要である。
  • 6. 今回から平成20年の労働災害発生状況報告事例(災害の様子)を、参考資料として掲載した。今後、分類整理等の研究を進め更なる安全活動につなげたい。
  • 平成21年7月10日

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