「まちなみカラープランニング」の手引き
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Phase3で作成した2つの言語イメージスケールをもとに、直感的にイメージのグルーピングを行い、その傾向を抽出します。さらに、2つの言語イメージスケールの比較から共通点・相違点を検討し、代表的なイメージを引き出します。長く大切にしてきた景観や建物、構造物など、保全していきたい対象を明確にして、保全すべきイメージを抽出し、認識を共有することが重要です。様々な時代の価値観で整備され、結果的に多様な色彩が混在する地域では、目指す姿を明確にして、なおしていくものと、地域のキャラクターとして残してゆくものをセレクトします。歴史を尊重しつつ、さらに新しい価値観が求められています。新たな色彩を取り入れる際には、地域の特性とのバランスを踏まえた総合プロデュース的視点が必要です。Phase4のツールリスト・サーベイシート・「カラーイメージスケール」・記録画像・言語イメージスケール181.まもる2.なおす・のこす3.つくる

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