人の気配を感じるまち─まちの個性の定量化
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「このあたりにある神社をルートの折り返し地点に設定しよう」[作業2]事前調査結果を地図に落とし込む事前調査結果で浮かび上がった施設等の位置を、作業1でつくった地図にプロットします。その中で半径1km内に入っているものを選び、それらをめぐる形でサーベイルートを設定します。半径1kmの範囲の中に住宅街や工場街などの多様な用途が存在する場合は、できるだけそれらを網羅できるようにルート設定します。[作業1]住まい手が歩いて行ける半径1kmをサーベイ範囲に定める計画地を中心として半径1kmの円を地図に記入し、この範囲をまちの個性が表出する領域とし、ここを徒歩でサーベイします。事前調査結果を地図に落とし込む「計画対象地付近は重点的に見るルートにしよう」「商店街が学生の通学路にもなっているので、この道は賑わっているな」計画地から住まい手が歩いて行ける範囲をまちの個性が表れる領域と仮定し、その領域内を効率よくサーベイするための準備を行います。事前に収集した情報をもとに、調査エリアおよび調査ルートを設定し、地図で確認しておきます。 サーベイルートの検討と設定07Phase 2サーベイMAPの作成サーベイMAPの作成とサーベイシートの準備

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